終わらない値上がりラッシュ

7月1日をもって、さらに多くのガソリンスタンドでは180円台を軽く突破し、またその他芋づる式にあらゆるものの値段が高騰しております。
ここまでくると、結構多くの人が感覚が麻痺してしまって、「もうどうにでもなれ」的なあきらめか、大変だけどどうしようもない。。とため息をついているのではないかと思います。

とりあえず、ガソリンはいきつくとこまで行くでしょう。いよいよ200円超えですかね。

これまで、世界中の様々な要因が複雑に重なり合って、原料コストの高騰により、メーカーや、中間業者や、物流業者が大打撃を受けてきたが、企業努力やコスト負担によって持ちこたえてきたもの、ここに来ていよいよ消費者価格に反映が開始され始めました。
というのも、企業ももう限界なのだと思いますね。漁業なんかもガソリン高で船を出せば出すほど赤字になるようでは操業できるわけありません。

ただでさえ、国内経済が下降線をたどり、所得も上がらず、逆に値上げラッシュという事は、インフレでもなく、デフレでもなく、スタグフレーションです。

まだ国民一人ひとりはそれほど実感していないとオモワレマスが、国家経済的にかなりな危機的状況であることは間違いありません。

約2年前にこんなブログが書かれています。

さっさと次へ行こう。日本という物語はもう終わったのです。

日本の10年後を想像できますか?