ピアノ

実家に帰省した際に、弟の高校時代のピアノ演奏DVDをみんなで観ました。

ちなみに、兄弟3人、姉、ワタシ、弟全員ピアノを習いました。
今にして思うと、ナケナシの生活費の中からよくぞ3人共々にピアノを習わしてくれたものだと感心するとともに、深い愛情を感じます。
当然、当時は嫌で嫌で死ぬほど嫌いでしたから、なぜにここまでやらされなければいけないんだと、やらされ感100ボルトでしたが、これも今思えばそれでよかったんだと思います。

3人の中ではそれぞれ個性も異なりますが、やはり繊細な内面感情と、音感を持ち合わせた弟が一番上手でした。

ピアノの音色には性格がでますからね。

兄弟贔屓ではないですが、弟は、「感性を言葉以外の芸術的手段で表現するクリエイティブ分野」に人一倍の才能を持っています。
なんとかそういう方面で仕事がないものでしょうか。。悩ましいですな。

ワタシはというと、結構無難に引きこなすのですが、今一歩ブレークスルーしませんでした。
まぁもともと才能ないのですが 笑

自分で振り返ると才能がない上に、もっと決定的に原因はあったようです。
それは、どうも当時、感情を全部移入してピアノを奏でるという事がなかなか素直にできず(中学、高校の英語授業で英語の発音をわざと日本語ちっくに読むなどしたのに似ているある種の恥ずかしさから)、荒削りとか、感情がこもってないとかいろいろ言われました。
そして、そう言われれば不思議なものでして、それに反発するし、あまりにしつこく言われると、それを自分の能力や限界と信じてしまうのですね。

ワタシがもし、当時のワタシの講師をするなら、ちょっとした恥ずかしさや、ためらいを取っ払うことを最優先にしてやると思います。
コーチングってこういうことなんだなぁと、今となっては反面教師で経験が活かされています。

そんなこんなで、弟の高校時代のピアノ演奏です。

幻想即興曲

ベートーベン 月光

ワタシの「英雄ポロネーズ」もDVDに撮って残っていたらと本当に残念です。

ちなみに英雄ポロネーズはこういう曲です。
昔からワタシはこういう派手で華やかな曲が大好きでした。性格ですかね 笑

こうなったら電子ピアノを購入して本格的に復活しようかと思います。

兄弟共に、かつての栄光を取り戻すために 笑