マスク騒動

今日は支離滅裂で行きます。

最近のインフルエンザ騒動にはびっくりさせられますが、日本人(というかマスコミ!)はホトホト一つの事にわーっと同じ価値観で動く独特の集団行動特性を持ってますね。
納豆がダイエットにいいと言えば店頭から消える、戦後も極端に戦前の軍部を批判し、悪かったのは軍部の暴走だけという風に片づけたりするし、最近では郵政民営化というある意味超単純で、大きな国策という意味では本当に些細な事についても○か×で極端な反応をする等、海外から見ると日本の報道と日本人の行動は本当に奇異というか幼稚に移るはず(と多くに外国在住の人々から言われます)です。

だいたい、新型インフルエンザに感染した人々は病院にいけばほとんど回復の兆しで、致死率だって0.4%。HIV感染の方がよっぽど深刻だし事は重大なはずですが、マスコミがこれだけあおって、煽られやすい国民性だから、すぐ休校とか、マスク売り切れとか行き過ぎ行動に走りますね日本人は。

戦争に突っ走ったのも、当時生きてないからなんとも言えませんけど、大体当時の日本国内の雰囲気は容易に想像できます。
マスコミが相当あおってますからね。大東亜共栄圏とか、連戦連勝!とか。戦争に反対した人間は非国民というレッテルです。またそれにすぐ煽られてNOと個人レベルで言えない状況だったことでしょう、今でもそうじゃないですか。
天皇とか軍部だけが突っ走ったわけでもなんでもなくて、マスコミにいいように踊らされた日本国民自らが突っ走ったのが太平洋戦争という側面は少なからずあるのです。
戦後その集団特性について反省もしくは学習機能が働いたとは到底思えません。

集団知や集団行動特性というのは、数十年ではおそらくまったく進化しないのでしょうね。

そのインフルで騒動となっている大阪、神戸ですが、出張の不便さといったらありません。なにせ飛行機より新幹線の方が便利なのに、なぜか空港が伊丹、関西国際空港、神戸と3つもある!
その存在の無意味さと、なぜそうなったのかと、それを解決しようとしている橋下知事についてのショートコメントです。
「関西では正論は通らない」と言いきってます。

これは関西だけの問題ではなくて、日本の政治機能がマヒしている事の顕著な例ですね。