日曜日は籠って勉強しました。

この日曜日は久しぶりにサーフィンに行かず、朝から晩まで勉強しまくった日曜日でした。
午後からは息抜きに恵比寿、新宿の書店を徘徊してきましたが、この本は面白かったです。


まさしく自分の33歳というところと、以前、「28歳からのリアル」という本があって、それも読んだことがあったので興味を引きました。

著者はリクルートで10年くらいキャリアを積んで独立している方ですが、仕事に対する考え方は非常にまっとうで、私の実践している事とも近く、共感できます。

但し、33歳から と題名にありますが、これは28歳位のビジネスマンなら絶対読んでおいた方が良いと思います。
逆に私のような30前半はもう40前後の人向けに書かれた啓発書を読んだ方が今後の指針になって良いですね。

本の内容ですが、平易にわかりやすく良書です。
ただし、書かれている内容は33歳になって気づくと遅いような気がします。
まぁ本で読んだだけで気づき、行動が変わるような人間であれば、すでにすばらしい実力者でしょうから、読んだだけで血肉にするには難しいですが。。
要は33歳位のビジネスパーソンが忘れてしまいそうな基本が書かれていますね。

例えば、「時間を守る」という超基本についても、相手によって(つまり重要視する人のときはしゃかりきになって守る、年下とかだととたんにルーズになる)とか、プライベートだからまぁいいやとか、自分の勝手な基準で守ったり守らなかったりする人は、要するに仕事が出来ない人と明確に書かれていますね。
こう言ったことも、おそらく、時間を守るとか守らないとかいう、現象面それだけの問題ではなく、根底にある考え方や行動様式が他の行動パターンに必ず影響するという事があるからだと思います。



第1章 33歳からの「生き方」のルール

●他人に人生を支配させるな
●大人になるとは裸になること
●失敗したら謝ればいい
●自信の取り戻し方
●自分がイヤになった時に
●過去を100%肯定する
●カッコ悪いがカッコイイ
●「業」が深い自分を認めること
●他人のためは自分のため
●オジさんになるな

第2章 33歳からの「仕事」のルール
●趣味なし上等。仕事バカ上等
●仕事で泣けてる?
●べき論を止めよう
●期待を超える、って痛快
●残り5%に手を抜くな
●小さな約束を守るのが大人
●力がしぼんでしまった時は
●一人の仕事はいつも最後に
●できないことを人にさせるな
●緊急でない重要事項で人生が変わる

第3章 33歳からの「キャリア」のルール
●キャリアデザインするな
●「やってみたい」を仕事にするな
●天命の見つけ方
●独立、という手もある
●会社へしがみつけ
●スキルじゃない
ウルトラCはない
●上司のせいにしない
●「いつか後で」は一生実現しない
●むかでのダンス

第4章 33歳からの「習慣」のルール
●朝早く起きる
●1日10分手帳を眺める
●ブレークダウンする
●1日1回自分を取り戻す
●小刻みな谷間に本を読む
●月1回行きつけの店へ通う
●毎日湯船に浸かる
●長期休暇の予定を立てる
●アイディアをメモる
●年3回両親に会いに行く

第5章 33歳からの「上司・部下」のルール
●上司をたてろ
●上司に噛みつけ
●嫌われ役を買って出ろ
●上司を追い抜かせ
●後輩にびびれ
●部下を真剣に叱れ
●部下へ謝れ
●お客様へ苦言を
●お客様へ恩返し
●仲間を助けろ

第6章 33歳からの「人づきあい」のルール
●心尽くしは時間尽くし
●小さな約束を守る
●相手のため、は独りよがり
●話すよりも「聴く」
●パワーバランス
●相手を変えようとするな
●被害者のふり
●プチ自慢、禁止
●腹を見せよう
●「借り」をつくるのも度量

第7章 33歳からの「家族」のルール
●奥さんを包みこめ
●奥さんの問題を解決するな
●不機嫌な奥さんを放っておけ
●結婚という約束を守れ
●亭主関白であれ
●イキイキとしたパパになれ
●子供が思い通りになると思うな
●大切な人の大切な人を大切にしろ
●正月は家族と過ごせ

第8章 33歳からの「衣食住」のルール
●30代はマンションを買うな
●都心に住め
●男なら書斎を持て
●睡眠へ投資せよ
●お気に入りのペンと時計を持て
●マネキンまるごと買え
●毎朝、朝飯を喰え

第9章 33歳からの「遊び」のルール
●忙しい時ほど良く遊べ
●もてたければ仕事しろ
●一流に触れよ
伝統芸能に触れよ
●ライブ!へ行け
●映画とJAZZ
●旅先でおばちゃんと
●シェフ並みに詳しく
●冒険家を卒業せよ

第10章 33歳からの「金」のルール
●せこい貯金をするな
●それは投資か?
●時間を買う
●「おごる」こと
●気分を買う
●貯める口座を分ける
●ローンを組まない
●ちょっと高めの方を買え
●買うより捨てろ
●金じゃない