今日のサーフィン

先週は湘南のショボ波以降連休もずうっと仕事してきたので今日は久しぶりに満を期しての早朝出発で(とはいっても7時と遅めだが)一人自由に千葉行ってきました。
現地で現役自衛官サーファーB君と合流しました。
夏の間はいろいろと初心者の人々が連れて行ってくれという依頼もあって、独りで行く機会は毎年少なくなるのですが、大体9月終わり位からそういう話はパタッとなくなります。
世の中のかなりのパーセントの人がサーフィンは夏しかしないものだという、ありえない事実を真剣に信じているのは事実で、ほんとにイメージというか思い込みというのは事実と180度も200度も誤認してしまうのですね。怖い事です。

で、今日は腹サイズ、セットで胸位の波で、朝より昼前後の方が良くなって、3時間サーフィンに集中できました。

サーフィンがなぜそんなにあたくしを惹きつけるのかといつも聞かれますが、これはもうなんでしょうかね。
癒しでもあるし、掻き立てられるものでもあるし、ちょっと独特すぎて文字で説明するのは非常に困難です。

俳優の山本太郎は初めて3年くらいのレベルですが、相当サーフィンを愛していて、しかもかなりハードコアなのですが
彼はテレビで「サーフィンって何がそんなに魅力なんですか?」という司会の質問にこう応えてました。


「えーっとですねぇ、あれですよ、絶世の美女っているでしょ? そういう究極の美女に、振り回される感じですよ。昨日は素晴らしく綺麗で穏やかな波で、うぉ〜おれうまくなったかな〜!? とか勘違いさせておきながら、翌日にはいきなりサイズアップして兇暴になってケチョンケチョンに冷たくされる。でもやっぱりめちゃくちゃ魅力あるからまた向かっていくみたいな」

たしかこんな事言ってました。笑

一部は当たってますけど、こういう感覚だけではないですね。

サーフィンの魅力ってやっぱり究極独りきりで没頭できる事にあると思うのです。

それは仲間と楽しくも当然サーフィンの醍醐味ですが、垂涎ものの波が来た時や、どでかい波でハードな時は回りなんか見れませんからね。自分と波の戦いです。

体力の消耗度合いは全く異なって、おじさんになってもやれるゴルフとそういう部分では似ているかもしれません。
自分と自然との闘い、対話なのです。

そんなサーフィンを通して、私は大勢の仲間とワイワイ楽しくやるのが大好きですが、一方独りの時間というものを非常に大事にする人間なんだなぁと気づきました。
読書やサーフィンや、映画、美術鑑賞等など。

独りの時間に、いろいろな内面の感情を処理したり、考え事をしたり、仕事の調べものをしたり、こういう時間はやっぱり必要ですね。


今日のサーフィン映像