最強トヨタも遂に赤字

世界最強とまでも言われたトヨタ自動車がなんと創業期以来実質初の赤字に転落しました。
ロサンゼルス ロングビーチ港に足止めになっているトヨタ


しかもその赤字額は1500億円に上るそうで、 08年3月期の連結営業利益で2兆2703億円という天文学的利益をたたき出したのに、
わずか一年後に2兆4200円余りも落ち込むと誰が想像しただろうか!?
それどころか思い出されるのは、ワタクシの大学時代である、95年に1ドル79円という水準まで「円高」が進んだ際も、トヨタは黒字決算だったということだ。

それほどのトヨタが何故赤字に陥ったのかというと、国際的な金融危機による不況と、北米での驚異的な販売不振が明らかに影響している。

しかし、世界のトヨタ、乾いたぞうきんをさらに絞るといわれるトヨタですから、初の赤字という事実には相当ドラスティックな対応をしてくるでしょう。

まず、社長についても創業一族への大政奉還が囁かれていますし、トヨタ九州等の国内工場を休業させました。
ちなみにこのトヨタ九州があるのはわたくしの地元隣町、リリー・フランキーの「東京タワー」のボクとオカンの舞台です。
福岡筑豊というところ
筑豊井上陽水麻生首相の出身地でもあります。

話それました 笑

そして、このトヨタショックによって、経済連鎖の法則に忠実に、取引企業にとっては悪夢のような打撃が直撃するでしょう。

自動車の組み立てにおいてはモジュール化が進んでいるため、自動車の一部をモジュール化してトヨタに販売する部品メーカーが
相当な数ある。さらに、電子機器においては、電気メーカーやIT企業が多数関係している。
また、トヨタは日本でもトップクラスで莫大な広告費を使う為、広告お作っている電通をはじめとした広告業界にも当然影響する。
実際こんなニュースもある。
テレビ不況で制作会社受難

奥田氏がマスコミに「広告費減らすぞ」と一括した等と騒がれているが、この広告費は莫大で、ここに手をつけるだけでも黒字決算に転換することはできるはずである。