前職の上司
前の会社の上司の上司が昨日急に心筋梗塞で亡くなったと同僚から連絡がありました。
非常にダンディーで、人望も厚く、そしてこんなできの悪いわたくしを推薦してくれてアメリカに派遣してくれた恩師です。
大企業の役員という事で、ネットで検索すればたくさん記事が出てくる位の方ですが、本当に惜しいです。
まだ60歳にもなってませんから。
思い出せば、飲み会ではいつも坂の上の雲の話や、幕末の日本人の強さを話題に直接いろいろお話させて頂く機会がありました。
自衛隊出身だというちょっと珍しい経歴のわたくしをとてもかわいがってくれ、『俺の娘はいいやつだぞ』とか本気か冗談か知らないですが
とにかくかわいがって頂きました。
そんな恩師は当然、今の会社に転職するときにはかなりがっかりさせてしまうことになってしまったのは今思い出しても残念です。
通夜も告別式も家族以外なしとのことで(あまりに影響が大きいため)社葬は別途あるでしょう。
それにしても
人生いつなにがあるかわかりません。明日突然死ぬかもしれません。
明日死んでも後悔しない生き方していますか? 死んだ後もどれだけ多くに人から惜しまれるでしょうか? 胸をはって『精一杯生きた もう十分だ』と言えるでしょうか?
命というものを当たり前と思ってしまうのが常ですが、こういった問いを自らに問いかけながら生きていくのは、少なからず人生を充実したものにするために役立つことだと思います。